人生相談所に勤めてるけど質問ある?

人生逃げてもいいと自信を持って言えるように、逃げた先の可能性をつくりたいブログ

逆に考えるんだ。「失敗しちゃってもいいさ」と考えるんだ。

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人生相談にのってると 「もう二度と失敗できない」と話すひとがいる。

何度も就職面接に失敗してきたから、次は絶対正社員に採用されたい。

いままでどの医者にかかっても話を聞いてくれなかったから、次こそはいい先生にかかりたい。

まわりの人たちにジャマされて人生ムダに過ごしてきたから、もう回り道したくない。

 

そこは逆に考えるほうがうまくいくよ、という話。

それはなんでかと言うと、

失敗できないと考えると、逆に成功しづらくなる

ってことがあるから。

 

二度と失敗しないためには、入念な準備をしたくなる。

就職だったら、ブラック企業にあたらないように徹底的に調べて、ここだったら絶対大丈夫という会社だけに応募する。

医者探しもおなじ。ネットの評判をこれでもかと調べつくすか、どんなに遠くても有名どころの病院を探す。

 

でも、こうした事前準備は時間と手間のわりに効果が薄い。

どれだけ調べても100%ホワイトな会社かどうかなんてわからないし、評判のいい医者でも相性が悪ければどうしようもない。

 

それよりもいい方法がある。

 

事前準備より、試してみて失敗した結果から学ぶ

ことだ。

 

二度と失敗したくなくて入念に事前準備をしようとすると、どうしても行動までに時間がかかる。

それよりも、小さくてもいいからまず行動を起こして、その結果から学びを得たほうがいい。

 

就職だったら、とりあえずアルバイトに応募してみる。ハローワークに行って話をしてみるのもいい。

医者だったら、とりあえず病院の待合室まで行ってみる。受付や患者さんの雰囲気がいいかどうかは、病院選びにたいへん参考になる。

 

だいじなことは、行動した結果から学びを得ること。

どんな工夫をしたらいいかは、行動した後の方がよくわかる。

深く悩まずにサクッと行動して、うまくいってもいかなくても結果からよりよい行動のしかたを考える。

その繰り返しがつぎつぎできる人は強い。

 

二度と失敗したくない人にはこれが欠けてる。

ホントは失敗の結果を踏まえてつぎの工夫を得るのがだいじなんだけど、失敗をよくないものと思ってるとふりかえりがしんどくなる。

人間しんどいことはしたくないので、自分は変わらずに失敗しない予防線をはりたがる。

そうすると準備に時間ばかりかかり、腰がどんどん重くなる。

 

二度と失敗したくない人がこじれると、

失敗が続くのは自分じゃなくて世の中が悪い

と考えるようになってしまう。

 

就職ができないのは世の中の会社がブラックばかりだから。

いい医者なんて世の中にいない。医者はみなカネ儲けしたいだけだ。

 

こうなると、失敗から学びを得るどころではない。

恨みを撒き散らずようになるので、人としてどんどん付き合いづらくなる。

チャンスを自ら遠ざけてることもわからずに。

 

成功か失敗かより、どんな学びを得られるかのほうがだいじ

だと思えるといい。

だれも恨まずにすむし、学ぶことはいつも前向きだ。

前向きな人の方が他人は協力したくなるから、いい循環がうまれる。

 

「二度と失敗したくない」から「成功か失敗よりだいじなことがある」に考え方を変えるのはひとりではなかなか難しい。

生活するお金がなかったり借金をしてたり、生活が不安定だとますます失敗できない。

背水の陣はとてもしんどいし、生活の不安定さは成功率を下げる。あたりまえだけど。

 

そのために、自分のような人生相談所ではたらく人がいる。

 

衣食住を安定させることは、いまの日本の社会制度を使えばそう難しくない。

安心して失敗できる環境を整えて、ゆっくりじっくり学んでいけばいい。

 

「失敗しちゃってもいいさ」と思えれば、失敗をおそれずに行動できる。

どんな行動を起こしてそこからなにを学べばいいか、一緒に考えていきたい。